こんにちは!CANツアー代表のテッシーです。
新しい一年が始まり、年末年始のご挨拶を交わす中で、心に深く刻まれる瞬間がありました。
長くお付き合いさせていただいたお客様から届く、ご逝去のお知らせや「旅仕舞(たびじまい)」のご報告。 何十年という月日を共に歩んできた方々との別れは、単なる「旅行手配の担当者」としての枠を超え、まるで友や家族、あるいは大切な恋人を失ったかのような痛恨の想いがこみ上げます。
それでも、私は願わずにはいられません。 いつか心が落ち着いた時、またふと「旅」に目を向けて、元気な姿を見せてくださる日が来ることを。
新しい門出にこそ、海の上へ
環境が大きく変わった時や、心身を癒やしたい時、私は「クルーズの旅」をお勧めしています。
船の上には、日常の煩わしさは一切ありません。
- 寄せては返す波の音、吹き抜ける風の音に身を任せる。
- 気が向けば船内のイベントで陽気に笑い、疲れたら何もしない贅沢を味わう。
- 寄港地で出会う、見たことのない文化や習慣に心を躍らせる。
知らない世界に触れることは、乾いた心に潤いを与えてくれる、何よりの癒やしになると信じているからです。
20キロ痩せた私を救った「松山への旅」
実は私自身、かつて大病を患った経験があります。 食事もまともに摂れず、体重は20キロも激減。生きる気力さえ奪われそうになった私を救ってくれたのは、やはり「旅」でした。
共に旅行業を学んだ仲間たちが、私がずっと行きたがっていた松山旅行を企画してくれたのです。 「みんなと旅をする」 その一点を目標に、必死に歩く練習をし、食事を摂るリハビリに励みました。
半年後の実行日。不安もありましたが、無事に全日程をこなし、みんなと笑い合えた。 その成功体験が大きな自信となり、私はその後、海外旅行もクルーズもこなせるまでに回復しました。かつての「がむしゃらな旅」とはまた違う、今の自分だからこそ楽しめる旅の形を見つけることができたのです。
「もう一度あそこへ」が、生きる力になる
旅が人生に与える影響は、計り知れません。
以前、カンボジアで井戸を提供するボランティアをされていたお客様がいらっしゃいました。その方も癌との闘病中でしたが、「もう一度、現地のみんなが喜ぶ顔を見るんだ」と治療に励み、見事に2回目の井戸提供を実現されました。
こうしたエピソードに触れるたび、私は確信します。 「旅」は、人が困難を乗り越えるための最強の燃料になるのだと。
お客様の人生の節目に寄り添い、再び前を向くためのきっかけを創ること。 それが、私たちが旅をプロデュースする真の意味だと思っています。
今年も、一人でも多くの方に「生きていてよかった」と思えるような旅をお届けできるよう、誠心誠意、旅づくりに励んでまいります。
CANツアーをどうぞよろしくお願いいたします。





