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バリ島おすすめ観光スポット10選

「バリ島」って聞くとどんなイメージを思い浮かべるでしょうか。「インドネシアにある人気のビーチリゾート」「神々の島」「エキゾチックな島」と言われ、世界中から人気の旅行先となっているバリ島。バリ島の魅力に取りつかれると何度もリピートしたくなります。その魅力とは?そして観光スポットまでご紹介していきます。

アジア

バリ島の魅力

バリ島について

アジアで唯一赤道が通過しているインドネシアの中部に位置する小さな島「バリ島」。
東京都の2.5倍ほどの島に320万人程の人々が暮らしています。

サバンナ気候に属し季節は雨季(11月~3月)と乾季(4月~10月)に分かれ、雨季はスコールが降り湿度が高くなり、
乾季は日中30℃を超える日もありますが、湿度が低く過ごしやすくなります。

島の東西にヒンドゥー教信仰の山とされるアグン山や聖なる山パトゥ―ル山などの火山脈が走り、温泉も湧き出ています。
島の南にはブラタン湖からの水脈により緑が溢れ、中南部の斜面では水耕栽培の棚田があり、北部は雨が少なくパトゥ―ルの麓でコーヒーの栽培や牧畜がおこなわれ、
島の西部は深い森林におおわれています。
そして、バリ島には6000か所ほどの神聖な寺院があると言われています。

神々の島と呼ばれるだけのすごい数がありますね。

インドネシア全体ではイスラム教を信仰する人々が約87%に対し、
バリ島の人々のおよそ90%がバリ・ヒンドゥーを信仰しているのですから同じインドネシアでも別の自治体と言えます。

バリ島の起源

バリの歴史は古く、4世紀ごろヒンドゥー教のジャワ人が移り住んだとされ、ジャワ王朝の支配下のもとに発展し、歴史と共に寺院の建立が行われ、11世紀に伝統文化や習慣の起源が築かれました。

勢力争いにより王朝はいくつも交代し、16世紀になり、インドネシア最後のヒンドゥー教王国「マジャパヒト」がイスラム勢力により衰退し、王国の延臣や僧侶、工芸師がバリ島に逃れ、彼らの影響により古典文学や影絵芝居、音楽や彫刻などのヒンドゥー・ジャワの影響を受け独特の文化が花開しました。
この頃ジャワから渡来したヒンドゥーの高僧によりタナロット寺院やウルワツ寺院など数々の寺院が建立されたのでした。

17~18世紀には、家臣の謀反や貴族・豪族により王国が分裂し7つの小王国が乱立してしまいました。

19世紀になり、オランダのバリ島植民地化が進み各王家は支配下に置かれましたが、バリ島の王侯貴族たちは無抵抗の大量自決(ププタン/終焉)を行い、オランダは国際社会から非難を浴び、現地の「伝統文化の保全」をすることになったのです。

命を懸けて伝統文化は守られたのですね。

20世紀以降のバリ島

20世紀以降、大地震や疫病の災難があり神の怒りとして捉え、バロン舞踊や呪術儀礼が盛んに行われ、オランダはバリの伝統文化と理解し、震災復興とともに保護を進め「最後の楽園」として欧米に紹介し、欧米の芸術家たちがバリ島ウブドを訪れ「西洋文化と融合したウブド文化」ができたのです。

こうして、欧米人の影響もありバリ島復興(バリ・ルネッサンス)の時代を迎え現在のバリ音楽「ガムラン」舞踊「ケチャ、レゴン」が確立しました。

第二次世界大戦中は日本軍がバリ島を侵攻し、オランダ軍を倒しインドネシア独立を容認する「小磯声明」がだされ独立運動が活発化しました。

1945年スカルノ氏が来島しインドネシア独立宣言。
その後、再び植民地化を狙うオランダ軍によりゲリラ戦が行われ、バリをオランダの「東インドネシア国」の自治地域にするも戦いは続き、後にインドネシア共和国派が優勢となり、1950年インドネシア共和国の独立によりバリ島は共和国に組み込まれました。

しかし、初代カルノ大統領の時代は政治的な対立があり島内は乱れ、大統領は失脚し、20世紀後半、第2代スハルト大統領の時代に平穏を取り戻して開発が始まり、1970年代以降、世界的観光地へと成長することになりました。
Wikipedia 参照

魅惑の地 バリ島

バリ島の歴史の深さは現在も引き継がれ独自の伝統文化や習慣、西洋の文化との融合など人々にその独特な魅力を伝えています。
そしてバリ島の魅力は、世界遺産を含め歴史ある寺院や建造物。
にぎやかなビーチ、人里離れた静かなビーチなどそれぞれの利点を活かした美しいビーチ。
緑豊かな自然の山々や湖、山の斜面に広がる美しい棚田、野生の熱帯雨林に生息する多数の動植物。
豊かな伝統文化や芸術作品、伝統舞踊や伝統的パフォーマンス。伝統工芸のユニークな体験。楽しいショッピングができる数多くのマーケット。
リラックスできる「スパ」。おいしいバリ料理。そしてフレンドリーなバリの人々。
バリ島は、人々を惹きつけて止まない人気の旅行先となりました。

ずいぶん前になりますが、バリ島のビーチでガムランを聴きながら水平線に沈む夕日を見ていると「このまま時間が止まって欲しい」と思ったのを今でも覚えています。

■おすすめ観光スポット10選

1. タナロット寺院(Pura Tanah Lot)

バリ島中部にあるヒンドゥー教のタナロット寺院は、まるで海に浮かぶ船のように大きな岩に建ち、長い年月波に打たれてもびくともしない力強さを感じます。
そして何と言ってもタナロット寺院は、美しい夕日が見られる名所としても有名です。
インド洋に沈む美しい夕日にシルエットで浮かぶ寺院の様子は神々しく、沈みゆく夕日に心洗われる思いがすることでしょう。
タナロット寺院の近くにはレストランやカフェがたくさんあり、夕日を官能しながら食事ができます。バリ島らしさを味わえますね。
バリ島に行ったら是非訪ねて欲しい観光スポットのひとつです。

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2. ウルワツ(Uluwatu)

ウルワツは、バリ島の南西端のインド洋に面したのどかな田舎町。その断崖絶壁に建つのがバリ・ヒンドゥー教のウルワツ寺院です。
海の精霊が祀られて、パワースポットとしても有名。多くの人がエネルギーを得るために参拝に訪れます。
断崖絶壁に建つ寺院の向こうに見える水平線に沈む夕日は息をのむほどの絶景。
そして、夕日が沈む頃ウルワツ寺院で始まるケチャックダンスは、不思議な世界へ人々を誘い、神がかったケチャのリズム、ダンスに惹きこまれます。

ウルワツは「岬」を意味し、サーフィンスポットとして世界的に有名で、近年は高級リゾートとして開発が進んでいます。

ケチャックダンス、是非見て頂きたいパフォーマンスです。

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3. ウブド(Ubud)

バリ島の中心部にあるウブドは、渓谷や棚田と緑豊かな田園風景が広がり、神秘的な遺跡、バリの伝統的な芸術で知られ、バリ島文化の中心とされています。

*ウブド王宮
「ウブド王宮」は、ウブドの中心にあり、現在も王家一族が暮らしています。
一部は一般公開され当時の華やかな暮らしが伺えます。このエリアでは伝統舞踊の公演が行われガムランの音色と共に幻想的な踊り(バロン、レゴン、ケチャ)が毎日開催され、人々の心を魅了しています。

*ウブド市場
ウブド王宮の向いにあるウブド市場では、早朝から新鮮な野菜や魚、肉を求めて地元の人々が大勢やってきます。品物が売り切れると観光客向けのみやげ物屋が始まり、雑貨や手作りのカゴ、シルバーのアクセサリー、フルーツやスパイス、お菓子なども売っています。
値段の交渉をしながらおみやげ探しを楽しめます。

*テガララン
ウブドから車で北へ15分ほどの場所にあるデガラランには美しい棚田が広がります。
棚田に続く沿道には多くのカフェがあり風景を楽しみながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

自然豊かでゆったりとした時間が流れるウブドは癒しと安らぎを与えてくれます。

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4. モンキーフォレスト(Monkey Foerst)

ウブドの南にあるモンキーフォレスト(猿の森)は自然保護区の森です。
野生の猿たちが暮らし、人懐っこい猿たちとの楽しい触れ合いを体験できます。
神聖で不思議なパワースポットとも言われるこの森には、シヴァ神を祀る寺院があり、新月の日には村人たちが参拝に訪れます。

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5. グヌン・カウィ水の世界遺産

バリ島最大の石窟遺跡グヌン・カウィは、約1000年前に栄えた王朝の陵墓。
テガララン棚田から車で15分ほどのところにあり、渓谷を下って行くとその道すがら田んぼが広がり美しい景観を楽しむことができます。
谷底には清流パクリサン川が流れ、麓に着くと岩肌に巨大な石窟遺跡が現れます。
石窟遺跡の南側にはヒンドゥー教のグヌン・カウィ寺院も見ることができ、いにしえの仏教僧たちが瞑想した修行庵もあります。
外国人も瞑想にやって来るとか。

トレッキングを兼ねてグヌン・カウィに行ってみましょう。

6. キンタマーニ高原

バリ島東北部にある標高1500mの高原で、常夏のバリ島でも涼しく「避暑地」として知られ、緑鮮やかな山々の麓に広がるコバルトブルーのパトゥ―ル湖が一望できる絶景のスポットになっています。
絶景のポイントにはレストランやカフェが立ち並び、近くの自家農園で栽培された深みとコクのある自家製コーヒーを味わうことができます。
常夏のリゾートから涼しくて過ごしやすいキンタマーニ高原を訪ねてみるのもおすすめです。

7. アグン山とブサキ寺院

バリ島で一番高い標高3014mのアグン山は、火の神様がいる場所として古くから信仰されています。
その聖なる山アグン山の中腹にあるブサキ寺院はバリ・ヒンドゥー教の総本山であり、30もの寺院から成っています。
ヒンドゥー教が広がる前からバリ島の人々はアグン山を信仰の場として親しんできました。信者は正装をして参拝に訪れます。
ブサキ寺院の見学にはブサキ専用のガイドによる案内とサロン(腰に巻くバリ衣装)が必要です。含まれているオプショナルツアーなどに参加するといいですね。

8. ティルタエンプル(Tirta Empul Temple)(世界遺産)

「聖なる泉の寺院」と言われ、この寺院に沸く泉は、962年に魔王と戦ったインドラ神が、大地を杖で突き不老不死の水を湧き出させたと言う伝説があります。
寺院内に沸く泉を引いた沐浴場が寺院の外にあり、例祭の時には多くのヒンドゥー信者が沐浴をして清めてお祈りをささげます。
この泉から沸く水は無病息災の力があると信じられ、ペットボトルなどに入れ持ち帰る人もいます。
寺院に入る時はサロン着用が必要です。

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9. タマンアユン寺院(世界遺産)

ブサキ寺院に次いで2番目に大きなタマンアユン寺院は、1634年に建立されました。
2012年世界遺産に登録され、バリ島で最も美しい寺院と言われ、美しい庭園と水の神殿、水の恵みに感謝する寺院、王族の先祖が祀られている寺院です。
境内には10基の多重塔が立ち並び、聖なる山アグン山を象徴しているとも言われ神秘的な印象を受けます。
境内は僧侶しか入ることができませんが、境内を取り囲む遊歩道から見学することができます。
サロン着用が義務付けられています。

10. ランプヤン寺院

バリ島東部にあるランプヤン寺院は、スラヤ山の中腹から山頂に向けて建てられた8つの寺院があります。
バリ・ヒンドゥー教の寺院として11世紀に建てられたと言われ、バリ島で最も古くて、最も神聖な寺院とされています。
ランプヤン寺院は「光とエネルギーの神様」を意味しパワースポットとしても知られ「浄化の力」があると言われ、邪気を取り除いてくれると信じられています。
この寺院の魅力は「山頂から見渡せる絶景」と言っても過言ではありません。
山頂にある寺院の割れ門から望む壮大な山々は、息をのむような絶景が広がりSNSでも話題になりました。

山頂の寺院までは階段を登り、途中の寺院を参拝しながら頂上を目指します。
パワースポットと絶景が魅力のランプヤン寺院、是非訪れてください。

ご紹介した観光スポットに行くならオプショナルツアーがおすすめです。

バリ島行きのおすすめオプショナルツアー

バリ島の名所や文化を楽しめる欲張りなオプショナルツアーもご案内できます

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*ティルタエンプル寺院+ブサキ寺院+キンタマーニ高原+ウルワツ寺院+ケチャックダンス
*ウブド観光+ウルワツ寺院の夕日+ケチャックダンス+ホテルディナー付き

その他、弊社ではアレンジができますので、ご希望などお問い合わせください。

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