【2026-2027最新】オランダ建築紀行6日間モデルコース|運河の街並みから近代建築・現代建築まで巡る旅 オーダーメイド手配旅行[M-75183]

オランダ モダン建築

17世紀、運河を軸に緻密に計画されたアムステルダムの街並みから、レンガが波打つように造形されたアムステルダム派の表現主義建築、そして1940年の爆撃を機に近代建築の実験場として生まれ変わったロッテルダムまで。「歴史都市から未来都市へ」というテーマのもと、都市計画・住宅建築・産業建築・現代建築の変遷を、実際に歩きながらたどる6日間。建築・デザインに関心のある方のための、密度の濃いモデルコースです。

《CANツアーセレクト》このコースを楽しむポイント!

400年の都市計画を、ひとつの街で体感
17世紀に運河を中心に計画されたアムステルダムの旧市街から、1910〜30年代の表現主義建築運動「アムステルダム派」まで、同じ都市の中で異なる時代の建築思想を読み解けます。

ロッテルダムで見る「破壊と再生」の物語
1940年のドイツ軍による爆撃で市街の大部分を失ったロッテルダムは、戦後、近代建築を軸とした都市計画によって生まれ変わりました。焦土からモダニズムの実験場へと変貌した都市の軌跡をたどります。

戦間期から現代まで、建築様式の連続性を体感
ファン・ネレ工場やゾンネフェルト邸などのモダニズム建築の実例から、マルクトハルやデ・ロッテルダムといった現代建築まで。約100年にわたる「機能と美」の追求の変遷を、ロッテルダムという一つの都市で見届けられます。

目次

1日目 運河が描く、黄金時代の都市計画(アムステルダム泊)
┃ヘーレングラハト / カイザースグラハト / プリンセングラハト / 運河沿いのタウンハウス

2日目 レンガが波打つ、アムステルダム派の異形建築(アムステルダム泊)
┃博物館「ザ・シップ / 集合住宅「夜明け」/ アムステルダム派建築巡り

3日目 歴史都市から、未来都市へ(ロッテルダム泊)
┃アムステルダムからロッテルダムへ移動 / ロッテルダム中央駅 / マルクトハル / キューブハウス / オウデ・ハーフェン

4日目 焦土から生まれた、モダニズムの実験場(ロッテルダム泊)
┃ファン・ネレエ工場 /ゾンネフェルト邸 / デ・ユニー / キーフフック

5日目 水辺にそびえる、21世紀の建築群(機内泊)
┃デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン / クンストハル / デ・ロッテルダム / エラスムス橋 / 空港へ

6日目 帰国
┃成田着 / お疲れさまでした

よくある質問

担当者からのコメント

1日目 運河が描く、黄金時代の都市計画(アムステルダム泊)

成田発

11:05 成田国際空港【KLMオランダ航空 KL862便
15:35 アムステルダム空港着

空港到着後、到着ロビーでは日本語ガイドがお出迎えし、そのまま観光へご案内します。

運河地区|17世紀の都市計画

運河沿いのタウンハウス イメージ
運河沿いのタウンハウス イメージ

1613年、急速に拡大する人口に対応するため策定された「運河リング計画」により、アムステルダムには扇状に広がる3本の主要運河が築かれました。当時としては世界でも類を見ない規模の都市計画で、2010年にはユネスコ世界遺産「アムステルダムの環状運河地区」に登録されています。

ヘーレングラハト
「紳士たちの運河」を意味する、当時最も裕福な商人や貴族が邸宅を構えた最上級の運河。特に「黄金の曲がり角」と呼ばれる区間には、間口の広い壮麗なタウンハウスが並び、当時の富の象徴を今に伝えています。

カイザースグラハト
神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世にちなんで名付けられたカイザースグラハト、オラニエ公にちなむプリンセングラハトへと歩を進めます。外側にいくほど間口が狭く庶民的な建物が増え、運河の位置によって当時の身分階層や建築様式が変化していく様子を実際にご体感いただけます。

運河沿いのタウンハウス
間口の広さで課税された歴史的経緯から、間口が狭く奥行きのある独特のプロポーションを持つタウンハウスが並びます。多くの建物の最上部には荷物を吊り上げるためのフック(ヒーシュバルク)が今も残り、狭い階段の代わりに家具を窓から搬入する、オランダ特有の生活文化を垣間見ることができます。

建築巡りの注意点
運河地区やアムステルダム派の住宅街、ロッテルダムの現代建築エリアはいずれも徒歩や路面電車・地下鉄での移動が中心となります。石畳や自転車専用レーンが多いため、歩きやすい靴でのご参加をおすすめします。また、地元の方の多くは自転車で移動しているため、自転車専用レーンへの立ち入りにはご注意ください。

[アムステルダム泊]

2日目 レンガが波打つ、アムステルダム派の異形建築(アムステルダム泊)

アムステルダム派とは
1910〜30年代にアムステルダムを中心に展開された、表現主義的な建築運動「アムステルダム派(Amsterdamse School)」。レンガという伝統的で制約の多い素材を用いながら、彫刻的な曲線ファサード、装飾的なレンガ積み、独特の窓枠デザインなどによって、労働者向け集合住宅を芸術作品の域にまで高めたことが特徴です。

アムステルダム派建築巡り

集合住宅「夜明け」イメージ
集合住宅「夜明け」イメージ

周辺の住宅街を歩きながら、アムステルダム派特有の意匠を持つ建物を巡ります。曲線的なファサード、彫刻のような装飾レンガ、幾何学模様の窓枠など、単なる集合住宅という枠を超えたデザインの数々に出会えます。

博物館「ザ・シップ」
建築家ミヒェル・デ・クラークが設計した集合住宅で、その名の通り「船」を思わせる有機的な外観が特徴です。もとは郵便局員のための労働者住宅として建てられ、現在は内部の一部がアムステルダム派建築を紹介するミュージアムとして公開されています。曲線を描く壁面や塔状の突起、装飾的な煙突など、レンガ造とは思えない造形の自由さに驚かされます。

集合住宅「夜明け」
「夜明け」を意味する集合住宅群で、建築家ピート・クラーマーとミヒェル・デ・クラークの共同設計によるもの。街区の角地を利用した劇的な造形や、色の異なるレンガを組み合わせた模様など、機能的な住宅でありながら装飾性を追求したアムステルダム派の理念が随所に見られます。

[アムステルダム泊]

3日目 歴史都市から、未来都市へ(ロッテルダム泊)

ロッテルダムへ移動

専用車にてロッテルダムへ移動します。中世からの港湾都市であったロッテルダムは、1940年5月のドイツ軍による爆撃で旧市街の大部分を焼失。この日から、歴史的な街並みを持つアムステルダムとは対照的な、モダニズム建築を基軸とした都市への歩みが始まりました。

ロッテルダム、未来都市巡り

ロッテルダム中央駅
ロッテルダム中央駅
キューブハウス
キューブハウス

ロッテルダム中央駅
2014年に完成した中央駅。鋭角に尖った銀色の大屋根が特徴的で、ロッテルダムの「建築都市」としての姿勢を象徴する玄関口です。

マルクトハル
2014年開業の巨大なアーチ型建築で、内部は青果市場と住居を組み合わせた複合施設。アーチの内側全面を覆う色鮮やかな天井画「ホーン・オブ・プレンティ(豊穣の角)」は、食材をモチーフにした巨大なアートワークとして話題を集めました。

■キューブハウス
建築家ピート・ブロムが1984年に設計した、立方体を45度傾けて柱の上に載せたユニークな集合住宅群。「森」をコンセプトに、一つ一つの家を「木」に見立てて設計されており、内部を見学できる「Show Cube」も公開されています。

オウデ・ハーフェン(旧港)
ロッテルダムに現存する最も古い港であるオウデ・ハーフェンは、キューブハウスに隣接し、歴史とモダニズムが同居する象徴的なエリアです。爆撃を耐え抜き再建されたラウレンス教会(Laurenskerk)は、ロッテルダムで戦前から残る数少ない建造物のひとつとして、 戦災を耐え抜いた数少ない建造物として、失われた歴史都市の記憶を今に伝えております。

[ロッテルダム泊]

4日目 焦土から生まれた、モダニズムの実験場(ロッテルダム泊)

機能美から読み解く、オランダ・モダニズム建築

邸宅 イメージ
邸宅 イメージ

ファン・ネレ工場
1931年に完成した、コーヒー・紅茶・タバコの加工工場。建築家ブリンクマンとファン・デル・フルフトによる設計で、ガラスのカーテンウォールを多用した外観は、労働環境の改善という当時としては先進的な思想のもとに作られました。近代産業建築の傑作として2014年にユネスコ世界遺産に登録されています。

ゾンネフェルト邸
ファン・ネレ工場の重役だったソンネフェルト氏の邸宅で、1933年に建てられたオランダ・モダニズム住宅建築の最高傑作のひとつ。当時最先端だった造り付け家具や設備がほぼ完全な形で保存されており、機能主義建築が目指した「合理的で快適な暮らし」を、実際の生活空間として体感できます。

内部見学のアドバイス
Van Nelle FactoryやSonneveld Houseなど本コースで訪れる近代建築の多くは、ガイドツアー形式でのみ内部見学が可能で、開催時間や曜日が限定されている場合があります。外観のみ見学となる建物もあるため、旅程確定後、各施設の見学可否と時間帯を確認したうえで手配いたします。

J.J.P.アウトが描いた、デ・ステイルと近代住宅

オランダ モダン建築 イメージ

デ・ユニー
建築家J.J.P.アウトが1925年に設計したカフェ兼商業施設のファサード。赤・青・黄の原色と幾何学的な構成は、モンドリアンやデ・ステイル運動の造形言語を建築に応用した実例として知られています(オリジナルは戦災で失われ、現在の建物は別の場所に再建されたレプリカです)。

キーフフック
同じくJ.J.P.アウトが1925〜30年に手がけた労働者向け集合住宅団地。白い壁面と水平線を強調したシンプルなデザインは、装飾を排した機能主義住宅の先駆けとして高く評価され、後のモダニズム住宅計画に大きな影響を与えました。

[ロッテルダム泊]

5日目 水辺にそびえる、21世紀の建築群(機内泊)

映す、傾く、魅せる――ロッテルダムの美術館建築

ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

デポ・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン
鏡張りの外観が特徴的な、世界初とされる美術品収蔵庫の一般公開施設。建築事務所MVRDVによる設計で、屋上には木々が茂る庭園が広がり、周囲の街並みを映し込む曲面の外壁とあわせて、ロッテルダムの新たなランドマークとなっています。

クンストハル
建築家レム・コールハースが1992年に設計した美術館。傾斜する敷地を活かし、異なる高さの複数の展示空間を巧みに組み合わせた構成で、コールハースの初期の代表作として国際的に高く評価されています。

デ・ロッテルダム&エラスムス橋
レム・コールハース(OMA)設計による3つのタワーが連結した巨大複合ビル「デ・ロッテルダム」と、白鳥の愛称で親しまれる斜張橋「エラスムス橋」が織りなす、21世紀ロッテルダムの水辺のスカイラインをご鑑賞いただきます。

帰国の途へ

観光後、電車にてアムステルダム・スキポール空港へ移動(所要時間:約1時間)。帰国便にご搭乗いただきます。

14:15 アムステルダム空港発【KLMオランダ航空 KL861便

[機内泊]

6日目 帰国

11:45 成田国際空港着・解散

お疲れさまでした。

よくある質問

建築の専門知識がなくても、ツアーについていけますか?

ご心配には及びません。同行する日本語ガイドが、都市の歴史や建築の背景を分かりやすく解説しながらご案内いたします。

自由行動の日に、個人で別の建築を見学しに行くことは可能ですか?

オーダーメイド手配旅行ですのでアレンジ自在です。ご希望の建築物や美術館があれば、事前に追加手配やルート調整を承ります。

担当者からのコメント

このコースは「歴史都市から未来都市へ」をテーマに、アムステルダムとロッテルダムの建築を巡ります。
アムステルダムでは、17世紀の都市計画からアムステルダム派まで、街に積み重なる建築の歴史を体感。対してロッテルダムでは、戦災から近代建築の実験都市へと生まれ変わった、ダイナミックな都市の変化をご覧いただけます。
機能主義から現代建築まで、約100年にわたる建築思想の変化を楽しめる、建築・都市計画・デザインに興味のある方におすすめのコースです。日数や訪問先も自由にアレンジできますので、お気軽にご相談ください。

オランダの歴史と革新的な建築を巡る旅のプランニングは、ぜひCANツアーにお任せください!

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