こんにちは!CANツアースタッフのIです。
旅行業界に40年以上携わってきた勅使河原社長へ入社2年目である私がインタビューしてみました!
今回のインタビューでは、“価格だけでは測れない旅の価値”について、長年現場に立ち続けてきた視点から語っていただきます。
今後も社長のインタビューをもとに旅行業界の今や、個人旅行の魅力、現場のリアルなどを発信していきますので、楽しみにしていてください!
【個人手配とパッケージツアーの損得】
―――最近は、個人手配とパッケージツアーのどちらを選ぶべきか迷う人も多いですね。
よく聞かれますが、結局は「その人がどういう旅をしたいか」によって変わってきます。今の状況や、どんな環境で旅をするのかによっても、選び方は自然と変わるものです。
添乗員みたいに同じツアーを何度も回っている人なら慣れている部分もあると思います。ですが、私は手配するたびに毎回ちゃんと調べますし、「これで大丈夫かな」「間違っていないかな」と未だに緊張します。一口に旅といっても、毎回条件が違う場合はほとんどですから。
なので、“得か損か”というのも一概には言えません。「今回はこれくらいの予算で行こう」と思う時もあれば、「一人だから少し贅沢しようかな」と思う時もある。逆に「今回はなるべく安く抑えよう」と考えることもあります。その時々で、自分なりの予算感を決めながら旅をしている人が多いのではないでしょうか。
単純に値段だけで言えば、基本的には個人手配の方が安いことは多いです。航空券の条件も細かく確認できるし、「払い戻し不可だから安いんだな」と、一つ一つ納得しながら選べる自由さもあります。
――とはいえ、「安い=得」というわけでもないんですね。
そうですね。そこが難しいところで。
例えば韓国でも、安いツアーだとホテルが少し離れていることがあります。本当は夜まで明洞で遊びたいのに、「帰りが大変だからそろそろ戻ろうか」と時間に縛られてしまう。その状況下だと、お金の面では得をしていても、“時間”では損をしているのかもしれません。
そのため旅の損得というのは、結局は「自分が何を大事にしたいか」に繋がると考えています。
――時間の価値、ですね。
5年後とか10年後に振り返った時は、「あの旅行いくらだったっけ?」って意外と覚えていないものなんですよね。
それより、
「あの景色が綺麗だったな」とか、
「道に迷ったけど面白かったな」とか、
そういった感情の方がずっと心に残ります。
もっと言うと、少し苦労した旅の方が記憶に残っていたりもする。だから思い出って、結局すごく贅沢なものなんだと思います。
旅行はプライスレスなので、
お金を使うことではなくて、思い出を作るために時間を使うことが旅行の価値なんだと思います。
そしてその思い出は、何年経っても自分の中に残り続けるものです。
――逆に、ツアーの方が向いている場所もありますか。
あります。
最近行ったサウジアラビアなんかはまさにツアーに向いている場所でした。
個人で全部移動を組もうとするとかなり大変で、車を一台手配するだけでもかなり高くなります。
そういった場所は、移動込みで組まれてるツアーの価値がとても大きいです。
なので、“自由=正解”というわけでもありません。旅先によっては、ツアーだからこそ安心して、その土地そのものを楽しめることもあります。
「損得」と聞くと、つい金銭面だけで考えてしまいがちですが、時間や記憶という視点で考えてみると、“旅の価値”の捉え方にも奥行きが生まれるのかもしれません。
皆さんは、これまでの旅行でどんな場面が一番印象に残っていますか?
今ふと思い浮かんだのは、もしかすると「パッケージツアーが安かった」ということではなく、
「ふと立ち寄ったレストランが美味しかった」
「列車を反対方向に乗ってしまって、目的地に着くまで大変だった」
そんな何気ない出来事だったりするのかもしれません。
さて、次回は!【LCCと大手航空会社】の違いについて社長と深掘りしていきます!お楽しみに!
スタッフI







