「Fさん、秋も深まって、立ち姿がまるで風格ある『巨大な焼き栗の親分』のようにツヤツヤと輝いていますね!」
……そんな、もはや人間離れした香ばしすぎるお言葉をありがたい栄養源代わりに(笑)、今日も元気に栗蒸し羊羹を切り分けております。木曜ブログ担当スタッフFです。
「ツヤツヤ」と言えば聞こえは良いですが、実態は秋の味覚を次々と胃袋へ格納し、お腹まわりの備蓄(脂肪)が順調に自己ベストを更新しているだけのわがワガママボディ。ズボンのベルトという名の国境検問所からは、連日悲鳴のような警告音が響き渡っております。
私のお腹の「収穫祭」はさておき(笑)、いよいよ10月!これからの秋・冬、そして年末年始に向けて、憧れのヨーロッパ旅行を計画されている方も多いのではないでしょうか。
ヨーロッパ旅行といえば、事前にオンラインで申請する「ETIAS(エティアス)」のニュースが話題ですが、実はそれ以前に、すでにヨーロッパの空港現場で大混乱と長蛇の列を引き起こしている『別の新制度』があるのをご存知ですか?
それが、EU全域で本格運用されている新国境管理システム「EES(Entry/Exit System:出入域システム)」です!
「乗り継ぎ時間が2時間あるから余裕でしょ!」
そう思っていつも通りの航空券を手配していると、空港での審査待ちの列にハマって乗り継ぎ便に乗り遅れるという大惨事が現実に起きています。今回は、渡航前に絶対に知っておくべき「EESのリアル」と対策をスタッフFが徹底解説します!
1. そもそも「EES(出入域システム)」ってなに?
EESとは、シェンゲン協定加盟国(フランス、イタリア、ドイツ、スペインなど約29カ国)に入る際、従来の「パスポートへの手押しスタンプ」を廃止し、すべてデジタルで出入国を記録するシステムです。
これだけ聞くと「デジタル化で早くなりそう!」と思えますが、旅行者にとって最大の難関となるのが【初回登録時の生体認証(バイオメトリクス)】です。
| 項目 | これまでの入国審査 | EES導入後の入国審査(現在) |
|---|---|---|
| 出入国スタンプ | 審査官が手動でポンと押印 | 完全廃止(電子データで自動記録) |
| 手続き内容 | パスポート提示と簡単な質問のみ | 専用端末で「顔写真の撮影」+「指紋採取(4指)」 |
| 1人あたりの審査時間 | 約30秒〜1分 | 約2分〜4分(指紋読み取りエラー等で長期化) |
1人あたり数分増えるだけに見えますが、国際線の大型機(300〜400人乗り)が複数同時に到着すると、入国審査場には一瞬で1,000人規模の行列が発生します。その結果、審査を通過するまでに1時間〜2時間以上待たされるケースが日常茶飯事となっているのです。
2. 最も危険なのは「ヨーロッパ域内での乗り継ぎ(トランジット)」!
このEESで最も注意しなければならないのが、「乗り継ぎ時間(MCT)」の不足です。
例えば、以下のようなルートで旅程を組んだとします。
【成田】 ➔ (直行便) ➔ 【パリ(シャルル・ド・ゴール空港)】 ➔ (乗り継ぎ) ➔ 【バルセロナ】
シェンゲン協定のルール上、「最初の到着国(上記ならパリ)」でヨーロッパ全体の入国審査(EESの指紋・顔登録)を受ける必要があります。
- 以前なら「乗り継ぎ時間90分〜2時間」でも走れば間に合いました。
- しかし現在、EESの登録待機列に巻き込まれると、入国審査を抜けるだけで1時間半以上かかり、搭乗ゲートに着いた頃にはバルセロナ行きが飛び去った後……という悲劇が多発しています。
【Fからのアドバイス】:
ヨーロッパ主要空港(パリ、フランクフルト、アムステルダム等)で乗り継ぐ便を手配する場合、乗り継ぎ時間は「最低でも2時間半〜3時間以上」確保された旅程を選ぶのが現在の鉄則です!
3. 混同しやすい「EES」と「ETIAS(エティアス)」の違い
「あれ?ネットで申請するエティアスとは何が違うの?」と疑問に思う方も多いはずです。この2つは全くの別物です。
- EES(出入域システム):
【空港の現場で行う手続き】。事前のネット申請は不要で、現地の空港キオスク端末でパスポートを読み取り、顔写真と指紋を登録します。 - ETIAS(ヨーロッパ渡航情報認証制度):
【日本出発前にスマホ等で事前申請する電子渡航認証】。アメリカのESTAやイギリスのETAと同じ仕組みで、2026年第4四半期以降に運用開始が予定されています。
つまり、これからのヨーロッパ旅行は「出発前にネットでETIASを取得し、現地の空港に着いたらEESで指紋・顔登録をする」という2段構えのセキュリティ体制へと移行していきます。
4. 結論:複雑化するヨーロッパ渡航、旅程の安全チェックは私たちにお任せ!
「格安航空券を買ったけれど、乗り継ぎ時間が1時間半しかない…これって大丈夫?」
「ETIASの最新開始時期や、自分の旅程に必要な手続きを正確に知りたい!」
燃油サーチャージが下がり、航空券はおトクになりましたが、海外渡航の現場ルールはかつてないほど複雑化・デジタル化しています。
現地で乗り遅れて高額な航空券を買い直す羽目になる前に、ぜひ創業28年のキャリアを持つCANツアーを頼ってください!
CANツアーでは、アメリカ(ESTA)やイギリス(ETA)などの確実な申請代行はもちろん、ヨーロッパ方面のフライトスケジュール診断や最新渡航要件のアドバイスまでトータルでバックアップしております。
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5. おわりに:乗り継ぎもお腹も「十分なゆとり」を!
私のお腹の「焼き栗フォルム」には一切のスキマ(ゆとり)がございませんが(笑)、皆様のヨーロッパ旅行の乗り継ぎ時間には、たっぷりと安全なゆとりを持たせておくのが旅を成功させる秘訣です。
面倒なルール確認や電子認証の手続きはどっしり構えたベテランの私にすべてお任せいただき、皆様は美しい古城や美術館巡りのプランをワクワクしながら練り上げてくださいね!
(担当:F)
💡 編集後記
ちなみに、ヨーロッパといえば本場の濃厚なチーズやスイーツですが、私がパリのカフェで頼むなら間違いなく「モンブラン」。あのそびえ立つ栗の山を見上げながら、『私のお腹の標高とどちらが高いか』を真剣に比較してみたいと思っております(笑)。
次回は、「【実録】家族旅行で冷や汗!?『親と子の名字が違う』場合の電子認証申請と必要書類の罠」をお届けします。お楽しみに!






